―そもそも「連携型自動スケジューラ」ってどんなものですか?
スケジュールを立案する為のツールです 。
「連携型スケジューラ」は、基幹システムや、生産管理システムなどの作業指示情報(納期や工程)のデータが蓄積されているシステムとの連携を前提としています。
システム連携を行う事で、スケジュールを立てる上で必要となる納期や工程の流れ、設備の負荷を
スケジューラ上で簡単に確認でき、「現場の見える化」し現場の状況を把握できるようにします。
作業の優先順位付け、負荷分散、納期調整 等 は
経験豊富なベテランによって判断されるため、どうしても属人化しがちですが
その条件をマスタ化することで、判断基準を共有することができます。
計画と実績を比較することで、条件がどんどんブラッシュアップされていき
より良い計画が立てられるようになる便利ツールです。
―他のシステムとの連携に強みがある。ということですね?
そのとおりです。
スケジュールを作成するシステムでは、スケジュール作成の為に、指示情報(納期・工程・リードタイム 等)が必要となります。
スケジュールを立てるために、一からデータを入力をしていては、時間がかかってしまいます。
指示書を発行されているということは、どこかに「指示情報」がデータとして保持されてているということです。
せっかく指示情報があるのであれば、それを使ってしまおうというのが、「連携型自動スケジューラ」の考えです。