IoTと相性のいい通信「LPWA」とは

最近、よく耳にするIoT(モノのインターネット)ですが、今回はモノ(デバイス)がネットワークに接続するために必要な無線通信のお話です。
無線通信といっても色々あり、お馴染みのものでは「Wi-Fi」、「Bluetooth」、携帯電話などで使用されている「LTE」や「3G」などがあります。
しかし、これらの通信方法は、消費電力が大きかったり、通信距離が短いなどの特徴があります。
そこで最近注目を集めている無線通信として「LPWA」があります。
LPWA(Low Power Wide Area)とは、「長距離のデータ通信」、「低消費電力」という2つの特徴を満たしている通信ネットワークです。
具体的には、通信速度は数kbpsから数百kbps程度と低速になりますが、一般的な電池で数年から数十年にわたり運用可能な程、消費電力が小さく、また、通信距離は数kmから数十kmにもなります。